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日商簿記 資格取得について分かりやすく解説

簿記の資格取得は、就活に役立つということは言うまでもありませんが、簿記の勉強をしているだけで、日々の節約につながります。ここでは、簿記の資格取得について簡単に解説します。

日商簿記とは

日商簿記(にっしょうぼき)は、日本商工会議所(JCCI)が主催する簿記の検定試験のことを指します。この試験は、日本国内において会計や簿記の知識・技能を評価する標準的な資格試験として広く認知されています。

簿記の知識は、経理や財務に関する職務で大いに役立ち、キャリアの幅を広げることができます。簿記の勉強を通じて、企業の経営や財務の理解を深めることができます。

検定のレベル

1級最も難易度が高く、会計・原価計算に関する高度な知識が求められます。
合格者は税理士試験や公認会計士試験の一部科目が免除されることがあります。
2級商業簿記と工業簿記の両方を学びます。
中小企業の経理業務や経営管理に役立つ知識を習得します。
3級基本的な商業簿記の知識を学びます。
日常的な取引の記帳や簡単な財務諸表の作成ができるようになります。
初級簿記の初歩的な知識を学びます。
簿記の基本的な概念や取引の記録方法を習得します。

試験の内容

1級財務会計(商業簿記・会計学)および管理会計(工業簿記・原価計算)について深く学びます。
2級商業簿記と工業簿記に関する実務的な内容が出題されます。
3級商業簿記の基礎的な取引の記帳や財務諸表の作成が出題されます。
初級簿記の基本的な原理や単純な取引の記録が中心です。

試験は筆記試験形式で行われ、各級ごとに異なる出題範囲と問題数があります。合格基準は概ね70点以上(100点満点中)です。

受験申し込み(試験日・受験料

簿記1級~3級の統一試験は、年3回ほど開催されます。(詳しくはコチラ

ネット試験は、2級・3級・初級を受けることができ、各試験会場によって日程が異なります。
商工会議所ネット試験施行機関で確認できます。

1級2級3級初級
8,800円5,500円3,300円2,200円

試験当日

受験票、筆記用具、電卓(規定に沿ったもの)を準備します。試験時間を意識し、落ち着いて解答できるよう時間配分に気をつけましょう。

試験後の確認

公表される模範解答を使って自己採点を行います。

合否発表の日時や合格証書等の配布方法は、商工会議所によって異なりますので、受験地の商工会議所にご確認ください。ネット試験は、すぐに合否が出ます。

まとめ

日商簿記検定は、会計や経理の基礎を学ぶための第一歩として非常に有用な資格試験であり、幅広い分野での活躍が期待されます。
また、受験資格の制限はなく、誰でも受験することができますので、ぜひ挑戦してみましょう。

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