Git 初心者が、覚えておくべき [Git command] を紹介します。
当サイトでは、ソースコードエディタを「VSCode」、Git 機能が使えるWebサービスを「GitHub」を用いて、説明します!
Git の基本を知る
Git とは、リポジトリでデータのバージョンを管理することができるシステムです。
リポジトリは、データを格納し保管する「倉庫」と思ってください。そこへ保管したいデータを送るというイメージなのですが、そのままデータを送れるわけではありません。ブランチを作り、ステージングして、コミットして、プッシュするのですが、何を言っているのかチンプンカンプンですよね?
上記画像でいうと、椅子=データ・段ボール=ブランチと見立てます。
- 段ボールを準備する=ブランチ作り
- 段ボールに入れる=ステージング
- 段ボールを閉じる=コミット
- 段ボールを押し出す=プッシュ
因みに「コミット」は、保存とは異なり「セーブ」というイメージです。
VSCodeでフォルダを選択する
VSCodeを起動し、「ファイル」→「フォルダーを開く」から管理するデータを選択します。
ブランチを作ろう
ここから、ブランチ作りです。ターミナル(Ctrl+@)を開いて下記のコマンドを打ってください。
- git checkout -b <ブランチ名>
チームで管理する場合は、データ名+名前を入れてブランチを作ると良いでしょう。たとえば「git checkout -b test_2025_yamada」とすると、山田さんが「test_2025」をローカルリポジトリでステージング→コミット→プッシュしたということが、リモートリポジトリで分かるのです。
注目ポイント
ブランチは、ローカルリポジトリで作るだけではダメです!リモートリポジトリに同じブランチがないと、データをプッシュできません。ということで、リモートリポジトリに作ったブランチをプッシュします。
作ったブランチをリモートリポジトリへ
ブランチを作り、そのままリモートリポジトリへプッシュするとエラーが出ます。
ローカルリポジトリとリモートリポジトリに同じブランチがないと、プッシュが出来ないということです!そこで、ローカルリポジトリで作ったブランチをリモートリポジトリへプッシュしましょう。
- git push -u origin <ブランチ名>
ちなみに、新しいブランチを作ると、自動的にローカルリポジトリは新しいブランチに変更します。
ブランチをステージング
イメージは、作った段ボールをステージに載せるという感じです。では、ステージングしてみましょう!
- git add .
[git add <ファイル名>] でもいいのですが、[git add .]は、変更したファイルをすべてステージングできます。たとえば、フォルダ内にファイル1とファイル2があるとします。両方、編集したのですがファイル1のみステージングしたい場合は [git add <ファイル1>] にすると、ファイル2はステージングされません!
ブランチをコミット→プッシュ
コミットは、保存とは異なります。イメージは、段ボール(ブランチ)の封を仮でするという感じです。
コミットする際は、コメントを入力します。「追記」や「文章修正」や「画像変更」など、変更内容をコメントにするといいと思います。
- git commit -m "<コメント>"
プッシュは、リモートリポジトリ内にある同じブランチへ押し上げるというイメージです。
- git push origin
GitHubで確認しよう
リモートリポジトリにきちんとプッシュされたか確認してみましょう!
GitHubに反映されました。これで、基本的なコマンドは終了です。
お疲れ様でした!